キャンピングカーにつけているTPMS(タイヤ空気圧モニター)の表示が何か変です。
右前タイヤの表示が変わりません。いつからなのか定かではありませんが、たぶん1か月以上前から34℃ 6.5Barのままです。冷えれば、温度は下がりますし、圧も下がるはずなのですが、そのままです。
原因は何なのか? タイヤについているセンサーを外し、左前に付けてみると、
やはり、表示が変わりません。
本体は、センサーからの信号が無いと最後のデータを表示続けるようです。
右前のセンサーからデータが送られていない???
電池が無くなっているのであれば、事前に電池交換の表示が出るはず(と勝手に思い込み)・・
そうなると、センサーがダメになったのか?
もう寿命か・・・しょうがない当面は3輪の表示で行くか・・・・
などと色々と考えていましたが、とりあえず分解してみることにしました。
取説を見てみましたが、取説と実物の構造が違います。困った!!!!
何とか一番上(下?)にあるキャップのようなものを外しました。これは取説にありません。 (そうか、これは緩み止めか、不具合対策だな・・・)
そうすると、六角部が現れ、ここからはほぼ取説通り。六角部は13mmでしたので、付属のスパナで回せます。
何故かもの凄く固くて、大丈夫なのかと思いながら外すと・・・
防水のためのOリングを引きちぎりながら、外れました。
センサーの故障は解らないな・・・などと考えながら、念のため電池(1623)を購入して交換してみると、
ピーピーとアラームが鳴り、0.0Barの表示になりました。
良かった。センサーの故障ではなく電池の消耗でした。 最初からテスターで測
っていれば、モヤモヤせずに済んだのに・・・
でも、これからが大変です。切れてしまったOリングを入手しなければなりません。
サイズを計ってみると内径19mmで太さ1.0でした。
近くのホームセンターに行ってみましたが、適合するサイズはありません。
とくに太さは問題で、1.5mmより細いサイズがありません。
とりあえず内径の近いサイズを購入してみました。
が、やはり太さ1.5mmでは入りません。いくら押し込もうとしても無理です。
少し小さいサイズで、引き伸ばしながら装着すれば線径も少し細くなるかも・・・
と、さらに2サイズ小さいものを購入してきました。
Oリングにもケースにも、シリコングリスをたっぷり塗って、
何度も何度もトライして、諦めかけた時、何とか押し込むことに成功。
無事に装着できました。
ほっと胸を撫で下ろしました。めでたしめでたし。
<注意>
バルブキャップ型のTPMSを装着している方、これから装着しようとしている方に注意事項です。自分の備忘録も兼ねて。
(1) 電池交換などでセンサー分解するときは、シリコンオイルをたっぷりかけて、Oリングを引きちぎらないように。
(2) バルブコアを回すドライバー(通称ムシ回し)は必須です。
バルブキャップ型のセンサーを緩める時、それに接触しているバルブコアも緩める方向に回すので、センサーが外れた時にシューシューとエア漏れが止まらないことがあります。
今まで、2度ほどあり、大変慌てました。
シューシュー漏れ続けているので、このまま動けなくなってしまう・・と焦りました。
急いでセンサーを付け直すしか方法がありません。
タイヤ交換が出来なくなります。
このような事態を避けるために、このムシ回しを車に積んでおくべきだと思います。
以上
p.s.
あれっ、本体の表示の写真を見直してみると、左後の表示が29℃ 6.5Barで全部同じですね。 左後も電池交換が必要のようです。
この際、4輪すべて交換しておきますか。
7月7日 追記
後左も電池交換をしました。 古い電池の電圧を測ってみたのですが3.0Vありました。
電池ではないのか? しかし、電池交換をして、しばらくしたら0.0Barでアラームがなりましたので、回復はしたようです。
交換時には、シリコンスプレーを噴霧したのですが、それでもOリングはちぎれました。
残念。 もうOリングの在庫はないので、また買ってこないと後の2輪は電池交換できません。
0 件のコメント:
コメントを投稿