2020年7月27日月曜日

7月26日 <PC>SSDへの換装とRAM16GB化

ここ何年か使っているノートPCですが、以前からDATAの読み出しにえらい時間がかかる時があり、何度か強制リセットをかけたこともありました。



HDDを調べてみると、あまり良い状態では無い様です。(これは外して外付けにした状態) まー、6000時間ですので、そろそろ交換時期でしょうか?



このノートPCは、第四世代のCore-i7のマシンなので、買い変え時期に来ているのでしょうが、通常の使用ではあまりストレスを感じていないので、SSDへの換装とRAMの増強で延命措置を行うことにします。


SSDは、密林でコスパの良いものを購入。RAMは家にあったもの。




ノートPCの裏ブタを開けるときに、ちょっと苦労して(裏ブタをズラして外すということになかなか気が付かなかった)(汗)、





RAMを8GBx2へ交換、2.5” SATA HDDをSSDへ交換。



今までのHDDをそのままコピーする方法もありますが、今回は気分一新でクリーンインストールすることにしました。



USBメモリに書き込んでおいたインストールソフトで、Windows10をSSDにインストールします。

最近はPCのシリアル番号か何かの識別が登録されているようで、何も聞かれずにすんなりとインストールが終了。

あっという間だったので、少し拍子抜けしました。



これは、無事に立ち上がり、早速CHROMEをインストールした画面です。



ほとんどアイコンがない状態の画面は清々しい感じがします。


何もトラブルがなく終了するのは素晴らしいことなのですが、ちょっと寂しい感じがしないでもありません。



外したHDDは、このようなアダプタがあれば、いつでも確認&コピーができますので気分的に楽です。



もちろん、重要なデータ(特に写真)は、他の外付けHDDとBDに2重でバックアップを取っています。

2020年7月26日日曜日

7月26日 <自転車>SLTMオンラインミーティング

先月やっと通常のオフラインミーティングが出来るようになったSLTMですが、今月はまたまたオンラインの個別ランになりました。

しかし、朝から雨で皆さんなかなか出発できないようです。

自分も、なかなか止まない雨に業を煮やし、PCのSSDへの換装作業などを始めてしまったため、雨が止んで皆さんから走り出したとの情報がUpされても、すぐにはスタートできず、やっと11時頃にスタートしました。


まずは、見沼代用水沿いを上っていきます。

青空も見え、良い天気になってきました。





やってきたのは、古代蓮の里。




駐車場は、まだ有料期間中ですが、蓮はもう終わりです。



ほとんどが、実になっていました。



この後、雲行きが怪しくなってきたので、真っ直ぐ家に向かったのですが、あと3kmぐらいの所でポツポツと雨が落ちてきて、家に着くときには結構本降りの雨になっていました。

いやー、変わりやすい天気ですね。この時期のサイクリングは難しい・・・




p.s.

今回、このクールタオルを新たに導入しました。



水を含ませて首などの巻くと、気化熱で涼しさが持続するという、あれです。

いままでは、モンベルの薄くコンパクトになるものを使っていましたが、今度のタオルは、何倍も保水力があり、「クール」が長続きします。 もっとも、その分かなり嵩張りますので、一長一短です。

これから暑くなりますので、活躍してくれることと思います。

まー、無理はしませんが・・

2020年7月18日土曜日

7月18日 <3D CAD> CW静荷重解析 チェーンが伸びるとどうなるか?

今までのチェーンホィールの静荷重解析において、荷重条件は3枚の歯にのみ荷重がかかるという条件で検討していました。

一部から、それでは「荷重が集中しすぎ」との意見がありましたので、10枚の歯に荷重がかかった場合を検討してみました。

もちろん合計の荷重は同じ600Nです。 3枚荷重:200Nx3枚、10枚荷重:60Nx10枚

ちなみに、600Nというのは、ペダルの荷重でいうと35.6kg、体重の半分強で踏んでいる状態です。

35.6kg*9.8N=600N*96mm(48Tの噛合い半径)/165mm(クランク長)




3枚荷重と10枚荷重、言い換えれば、10枚荷重はチェーンが新しく、3枚荷重はチェーンが伸びた状態と言えるかと思います。


降伏応力安全率

3枚荷重


10枚荷重


変位

3枚荷重


10枚荷重



結果まとめ



単位 3T荷重 10T荷重
min安全率
1.808 2.09 13.5%
max変位 mm 0.1664 0.153 -8.8%

10枚荷重の場合、3枚荷重に対し、応力や変位は一割程度低下します。

言い換えれば、チェーンの伸びにより、一割程度、ギヤの応力や変位が悪化すると言えるかもしれません。かなり大胆な仮説ですが。


チェーンホィールの変形は、量は改善していますが、傾向としては大きな変更は無く、飾り窓の内側に最大応力が発生します。

変位の違いとして目立つのは、⇒の部分ですね。



2020年7月16日木曜日

7月16日 <鳥見散歩> コウノトリ@渡良瀬遊水地

最近、盛んに報道されている渡良瀬遊水地のコウノトリを見てきました。




100m以上離れた堤防の上から観察します。


平日だというのに大砲の列。



休日はすごいのでしょうね。



巣では、1羽の親が2羽のヒナを世話していました。

しかし、ヒナというにはかなり大きく、大きさは親鳥とほとんど変わりません。




しばらく見ていたら、親鳥が飛び立ちました。




枝を咥えて戻って来ました。





2度目に戻って来た時には、藁のようなものを咥えていました。







もうすぐ巣立ちのようですが、まだ巣を補修するのですね。


初めて野生のコウノトリを見ました。

2020年7月15日水曜日

7月15日 <3D CAD>チェーンホィール静荷重解析 サンプレSimplex追加検討(TA,RHとの比較)

チェーンホィールの静荷重解析を3D CADのFusion360で行ってきましたが、今回は根強い人気のサンプレのチェーンホィール(以下Simplex)を追加検討し、TAやルネスパターン(RH)と比較してみます。

今回の比較は、あくまでパターンの優劣を比較するため、板厚や材質は共通としました。






仕様&解析条件


48T 板厚3.5mm、ギヤ部板厚2.2mm
材質 アルミ7075(実際の材質が不明なので、7075と仮定)

拘束は、クランクとの固定ネジ部をピン拘束(半径方向&軸方向)
中央部の穴やインナー取付のボルト穴は、同じ厚さの別部品を追加して解析しました(無しでは変形が違います)

荷重は、3枚の連続する歯の円周方向に各200N (180degズラしたCaseも検討)



安全率





変位





板厚方向変位







結果まとめ

前回行ったTA,RHとの比較をしてみます。


単位 TA RH 3.5 ave Simplex ave 差(TA vs Simp)
min安全率
1.828 1.818 1.663 -9.9%
max変位 mm 0.1393 0.1412 0.17395 19.9%
板厚方向変位 mm 0.05982 0.05807 0.0712 16.0%
質量(参考) g 129.8 117.6 132.2 1.9%

サンプレは、応力も、変位も、質量も大きいという、パターンとしてはあまり優れた形状とは言えないようです。

サンプレは、歯の内側の2重形状が特徴ですが、内側のリングの変形が大きいですね。それによって、歯の部分があまり真円を崩さずにすんでいるようにも見えますが。

2020年7月14日火曜日

7月13日 <自転車>山サイで気分転換@武蔵嵐山

大雨の被害が次々と報道されています。

大変な災害になりました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます

最近の梅雨は、自分の「梅雨」のイメージとはかけ離れています。



梅雨の晴れ間、というか曇りで、涼しくなった今日、夕方まで雨は降らないとの予報でしたので、austintexasさんに教えていただいた武蔵嵐山のシングルトラックを走ってきました。


夏のシングルトラックは、大変です。 伸びた草と蜘蛛の巣に悩まされます。



今日のパートナーのバイクです。 フルサスにドロップハンドル、油圧ディスクにチューブレスタイヤ。

本人曰く、究極の乗り心地のオールテレインバイクなのだとか。

 

今日走ったコースでは、実は分岐をミスし、2度も行き止まりに当たってしまいました。ルートファインディングに結構苦労しました。



行き止まりから、ちょっと戻って休憩中です。



かなり戻って、ミスした分岐を発見。




その後は、快適なシングルトラックを走って、ちょっと早いですが、午前中で終了。



久しぶりの山サイで気分転換が出来ました。

でも、やはり山の中を走るのは、寒い時期の方が・・・

2020年7月9日木曜日

7月9日 <3D CAD> チェーンホィール静荷重解析 ルネルスパターン板厚4.4mm追加検討

先日Upしたチェーンホィール(以下CW)の静荷重解析では、TAパターン(以下TA)とルネルスパターン(以下RH3.5)を同じ板厚で比較いたしましたが、WSDさんからRHの実際の板厚を教えていただきましたので、その板厚4.4mm(以下RH4.4)で検討比較してみます。


モデルRH4.4



なお、断面形状は、RH3.5はTAと同様に、片面にのみ段差がある形状としましたが、RH4.4については、裏表で対称の形状としました。


材質は、実際にはもっと低強度のものと思われますが、とりあえず、TA、RH3.5と同様にアルミ7075で計算しました。


結果

安全率



30deg


変位



30deg

結果まとめ


数値ベースの比較です


単位 TA RH 3.5 ave RH 4.4 Ave 差(TA vs RH4.4)
min安全率
1.828 1.818 1.807 -1.2%
max変位 mm 0.1393 0.1412 0.10865 -28.2%
板厚方向変位 mm 0.007271 0.005056 0
質量(参考) g 129.8 117.6 144.9 10.4%

RH3.5とRH4.4では、歪み自体はかなり小さくなりますが、歪み方は同じで、真円が崩れる歪み方です。

最大変位自体は、TAより28.2%少なくなります。


RH4.4は、表裏で対称な形状としましたので板厚方向の変位は0です。ただし、実際の駆動では、チェーンがCWに対して真っ直ぐに掛かるわけではありませんので、横方向の荷重も発生します。



p.s.

今回の解析は、面取りを0で計算しました。実際のRHにはかなり大きなフィレットが付いています。どの位軽量化になっているのか、ちょっと調べてみました。

ギヤ単体(フィレット無)     ・・・・125.5g 
ギヤ単体(裏表フィレットR1.5) ・・・・122.6g

3g弱の軽量化でした。



2020年7月7日火曜日

7月7日 <3D CAD>チェーンホィールの TAパターンとルネルスパターンの比較

自転車の顔となるチェーンホィール(以下CW)には、いろいろなパターン(形状)がありますが、応力的な優劣?という疑問がありましたので、簡単に解析してみました。



モデル

今回は、TAパターン(以下TA)とルネルスパターン(以下RH)の比較です。

TA

RH

RHは実物を持っていないので、写真から寸法を取りました。板厚は解りませんので、とりあえずTAと同じで計算しました。


仕様&解析条件


両方とも
48T 板厚3.5mm、ギヤ部板厚2.2mm
材質 アルミ7075(実際の材質が不明なので、7075と仮定)

拘束は、クランクとの固定ネジ部をピン拘束(半径方向&軸方向)
中央部の穴は、同じ厚さの別部品を追加して解析しました(無しでは変形がかなり違います)

荷重は、3枚の連続する歯の円周方向に各200N
実際には、もう少し荷重分担がされているかもしれません。5枚くらい?


結果

降伏安全率


TA


RH

RH 30deg (30°ずらして荷重してみました)


変位

TA

RH

RH 30deg


面のゆがみ

TA

RH


結果まとめ


数値ベースの比較です。


単位 TA RH ave
min安全率
1.828 1.818 0.5%
max変位 mm 0.1393 0.1412 -1.4%
板厚方向変位 mm 0.007271 0.005056 30.5%
質量(参考) g 129.8 117.6 9.4%

全体的には大きな差はありません。


気になったのは、変位の大きさというよりも、歪み方です。

TAの変位は、円周方向で大きな差はなく、比較的丸い形を保ったまま変形していますが、RHは、半径方向の歪みの違いが大きく、円の形が崩れています。

板厚方向の歪みも大きいのではと、数値を取ってみましたが、予想に反し、TAの方が大きな値でした。

質量は、中央の穴を埋めた状態で、TA 129.8g、RH 117.6gと、RHの方が軽いので、実際にはRHは板厚を大きくして剛性を確保しているのではと思います。