2022年4月22日金曜日

症状

症状は刻々と変化しています。

最近はだいぶ落ち着いた感じではありますが、まだまだ進化?し続けています。あ


概要

今回の怪我は、区分で言うと C 5不完全麻痺です。

つまり首の上から5番目の骨が損傷を受け、肩から下が麻痺し、感覚が鈍くなっています。



四肢の麻痺

四肢には麻痺が残っていますが、完全麻痺ではないのでかなり動ける部分があります

足は伸ばす力があり、介助者がいれば立てます。最近、数歩であれば平行棒につかまりながら歩けるようになりました。

腕は、水平までは上がります。

肘は曲げ伸ばしが出来ます。曲げる力はかなりありますが、伸ばす力はかなり弱く、最近ようやく、足の力を使いながら、車椅子の上でプッシュアップ、つまりお尻を浮かすことができるようになりました。

指は少し動きますが、握力はほとんどありません。


血圧

自律神経がダメージを受けており、起立性低血圧になっています。

今はだいぶ改善されましたが、それでも時々血圧が下がり、最大血圧が80位まで下がると、目の前がキラキラしてきます。

まだ失神したことはありません


体温調節

頚椎損傷の人の多くは体温調整のための汗がかけません。つまり熱中症には注意が必要です。

先日かなり暑くなったときには、体温が38°超になりました。


手足の冷え

なぜか右手右足の温度がかなり低くなります。

血流が悪くなって手足の温度を上げることができないためだと思いますが、気温が低い時には注意が必要です。


排泄障害

神経の麻痺の影響で排泄が正常にはできません。四肢の麻痺以上に大きな問題と言う人も多いようです。

私の場合、便の方は週に2回看護師さんに来てもらって摘便+浣腸をしてもらっています。


尿はカテーテルという管を尿道から膀胱に入れ、それから排泄しています。

方法は色々あり、最適な方法を模索中です。


以上が現在の症状の概要です。

他にも記録しておきたいことはたくさんあるので、追々アップしていきます。

2022年4月15日金曜日

事故の詳細

今回の事故は6月10日の午前中11時頃に起こりました

場所は武蔵嵐山の学校橋付近です。


その日は木曜日で我が家の夫婦は、それぞれの趣味を行う日です。

私の場合は、アマチュア無線で新しいアンテナを試すか、自転車に乗るか迷って、

結局、梅雨も近いので乗れる時に乗っておこうと自転車に乗ることにして、いつものように小川町に向けて走り出しました。

学校橋の付近のキャンプ場横を走っている時に事故は起きました。

事故の原因はよそ見です。

学校橋のキャンプ場はコロナの影響でしばらく閉鎖されており

「あー今日も閉鎖されているな、でも草刈りはやってるな」

とキャンプ場のほうに気を取られていたら、急に目の前に黄色に塗られた逆Uの字型の車侵入防止バーが現れ、次に気がついたときには、うつ伏せで倒れており、右手は体の下になっていました。

たぶん前輪が車止めにはまり、体が前方に投げ出され頭から地面に落ちたのでしょう。


落ちた後、意識ははっきりしていましたが、まったく体を動かすことができませんでした。

なぜかその時、「一生、車椅子かー」と思ったことを覚えてます。


そのあとすぐに、偶然通りかかったカップルに発見され、「大丈夫ですか、救急車を呼びますか」と声をかけてもらいました。

私は「お願いします。それから右手を体の下から抜いて下さい」と言いましたが、男の人が

「動かさない方がいい」と言ったことを覚えています。

その後の意識は断片的で、

救急車の人が「ドクターヘリを呼んだ方が良い」と言ったこと、それから「自転車をどうするか、救急車に積むか」と言っていたこと、

ストレッチャーに仰向けに寝て、ヘリコプターのローターが回っているのを見たこと、

病院に到着後、先生から「首の骨は折れていないか内部の神経がダメージを受けている。ものすごいむち打ち症のようなものだ」と言われたこと

「これから神経が腫れる。骨を開く必要があるので手術をします」といわれたことなどを覚えています。


以上が事故の記憶です。

発見して救急車を呼んでいただいた方には、本当に感謝しています。ありがとうございました。

それから、自転車に乗る方々、まさに「注意一秒、ケガ一生」です。くれぐれもご注意の上、自転車を楽しんでください。


2022年4月2日土曜日

ブログ復活、車椅子初心者のブログとして再出発

 大変ご無沙汰しております。

実に10ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。


いろいろと迷ったのですが、このブログを復活することにいたしました。

復活と言っても内容的には大きく変わります。というよりも変わらざるを得ません。


実は昨年6月10日にサイクリング中に転倒し、頚椎を損傷してしまいました。その後7ヶ月間の入院の後、今年1月に自宅に戻りましたが、もう自由に歩くことも自転車に乗ることも出来ないでしょう。


というわけで、今まで自分の自由の翼であった、キャンピングカーや多くの自転車を処分しました。

今後は、自分の自由の翼になるかもしれない、車椅子やスロープ付きの自動車で自由に外遊びができたらいいなと思っています。

外遊びの様子に加え、事故の詳細、リハビリの様子などは、あとで自分の備忘録も兼ねてUpしたいと思います。