さて、先日、rikoパパさんのブログの記事から亡くなられたヒロセさんのYoutubeをみていて、ヒロセさんの言われている「6本バックのミキストの横剛性が低い」ということが気になり、「本当なの?」「どの位低いの?」などと考えていました。
で、久しぶりに3DCADで解析してみることにしました。
2ヶ月近く離れていると、だいぶ忘れてしまうものですね。脳の老化を実感します。
まずは、モデル化
同じ条件のダイヤモンド
2ヶ月近く離れていると、だいぶ忘れてしまうものですね。脳の老化を実感します。
まずは、モデル化
以前解析を行ったダイヤモンドフレームのトップチューブを削除し、ヘッドチューブからリヤエンドまでを、Φ12xt1の2本のパイプで繋ぎます。
そのパイプとシートチューブも、パイプで連結します。
モデルが出来たら解析なのですが、「フレームの横剛性って何?」という疑問が出てきます。
つまり、どこをどのように拘束し、どこにどの方向の荷重を掛けるかという、解析には必要な前提条件です。
とりあえず、以下の条件で計算してみました。
<拘束条件> Xは左右、Yは前後、Zは上下
・前後のハブのX,Z
・BBのY
<荷重>
・BBのX方向に600N
簡単に言うと、自転車を横にして、ハブを固定(前後以外)し、BBに61.2kgの体重の人が乗った状態です。
6本バックのミキスト
<結果>
BBのX方向変位 mm | |
ミキスト | 1.139 |
ダイヤモンド | 1.189 |
残念ながら、ダイヤモンドの方が変位が大きいですね。
横剛性という定義が違うのでしょうね。
ミキストは見た目、明らかに縦剛性が低いです。
縦剛性、つまりBBに垂直の荷重を掛けた場合のフレームの変形です。
皆さんの言う感覚的な横剛性は、計算上の縦剛性で代表できるのかも????
横剛性と同時に、「フレームの捩じれ」ってよく使いますが、これはもっと難しそうですね。
捩じれは横剛性と同じ?
実際に乗っている時には、どのような条件で、一番捩じれを感じるのか? ダンシング?
"MIXTE"と"SPORT"の違いも気になるし、もうちょっと遊んでみましょう。
p.s.
今回もメッシュ分割中にエラーが出ました。試行錯誤し、結果、メッシュを標準より細かくして無事に分割が出来ました。
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