2025年12月9日火曜日

2025/12/09 SLTMのキータグ

 埼玉 ランチタイム ミーティングSLTMのマークを入れた キータグを3Dプリンターで作成してみました


3Dデータ自体は 慣れれば1時間もかからずに作れると思います



作り方を簡単に説明します

(わかる人だけにわかる説明になってます すいません)


1 SLTMマークのモデル化

まず SLTMマークのデータを用意します



ビットマップ データをベクトル化するために、今回はInkscapeというアプリを使用します

ビットマップデータをインポート

メニューの パス →ビットマップをトレース→閾値を適当にセットし適用

ベクトル化したデータができますので

SVG ファイル形式でエクスポート


2 キータグのベース作成

簡単に作るのであればスライサーソフトのBambu Studioで角丸直方体から作成すればいいのですが 角Rを希望の大きさにしたかったので 3D CAD を使いました


Fusionを起動し

スケッチモードで XY 平面を選択し

50×30の長方形を書いて角を R3にして

 3mm 押し出し

角が R3でサイズが50×30×3の直方体ができます

上面を選択し 1mm 内側の図形を書いて

2mmマイナス方向に押し出して内側を切り取り

周囲と底板が1mm のベースが出来上がります


次にチェーン 穴を作ります

上面を選択し外径が 6mm 内径が4mmの円を左上隅に作成し 3mm押し出して 円筒形を作り ベースと結合します

円筒形と外壁の角を フィレット機能でR 1に丸めます

これで ペースが完成しましたので汎用3 mf形式でエクスポートします


3 キータグの作成 3Dプリント

Bambu Studioというスライサー ソフトを立ち上げ SLTMマークの SVG データを読み込みます

データを選択し サイズ調整します

均一なスケールにチェックを入れて幅を40にすると高さは23.07になりました

均一なスケールのチェックマークを外し

厚さを3mmにします

ベースのデータをインポートし

サイズを調整した SLTM マークとマージします

(これはまだ チェーン穴が開いていないプロトタイプのものです )


これでデータができましたので標準設定でテスト印刷し チェックします


OK なら

オブジェクトを選択し コピーを全体に配置 という コマンドを実行すると

15個の キータグが1度に印刷できます




全部で30枚のキータグを印刷 しました




実はファースト ロットの15枚を印刷した後 表面の荒れが気になったので アイロニング パラメーターを追加し 残りの15枚を印刷しました






もう一つのモデル オプションとしてサイズを50×35にして sltm マークの下にSaitama Lunch Time Meeting という文字を入れたバージョンも作ったのですが 文字が小さすぎて潰れてしまいました



ということで この案は没となりました

サイズを大きくして 看板に使うのもありかもしれません



作成したキー タグは RH さんにお送りしました

SLTMメンバーの方には いずれ 届くと思います しばらくお待ちください

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