糸ようじ ホルダーの3 D データ作成の手順を紹介します
糸ようじ ホルダーには糸ようじを入れる凹みが必要です
そのために 糸ようじの実物と同じ大きさの3 D データを作成します
1 糸ようじの写真を撮る
背景用に白の紙を用意し その上に糸ようじを乗せて写真を撮ります
できるだけ 真上から写真を撮って歪まないようにすることが重要です
2 糸ようじの写真の背景を消す
背景が単色ならそのままでも大丈夫かもしれませんが 念のために 背景を消しておきます
アプリによっては ウォーターマークが出る場合がありますが それもトリミングなどで消してください
3 糸ようじの SVG ファイルを作る
写真は ビットマップファイル なので それを3 D 加工ができる ベクター 形式にします
今回は Inkscapeというアプリを使用しました
・ビットマップデータをインポート
・メニューの パス →ビットマップをトレース→閾値を適当にセットし適用
(写真の背景を消しておくと 閾値を0.99にしても大丈夫です)
・ベクター化したデータができますので
SVG ファイル形式でエクスポート
その際 ビットマップデータは削除しておきましょう 念のため
4 糸ようじ の 3 D モデルを作る
3D CAD を立ち上げます
FreeCADへの移行を模索中ですが 今回は慣れたFusionを使いました
糸ようじの SVG ファイルを読み込みます
このデータは実際の大きさとは異なるので サイズ合わせが必要です
Fusionは寸法を指定したサイズ変更ができません
(Bambu Studioは可能なのですが なぜかBambu Studioで作成したデータを他のアプリで使用するとエラーが出ました)
全然 スマートなやり方ではありませんが 以下の手順でサイズ変更をしました
・読み込んだ SVG 形式の形状を「押出し」 コマンドで 3 d データ化します
板厚 は適当で大丈夫です 後で実物に合わせ調整します
・別に 85×25の長方形を書きます
(高さ25は参考値です 長手方向を合わせれば大丈夫です)
・糸ようじ の 3 d データを選択し 「拡大縮小 」コマンドでサイズ 変更します
糸ようじ は実物の長さが85 なので 先ほど書いた長方形の枠に合わせて 縮尺を変更します
・できた3 D データの板厚を測定し 表面を「押出し」て 板厚を1.9mm に合わせます
これで糸ようじの3 D データの完成です



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