今日は、さらに2つの異なる通信方法で交信しました。
戸惑いながらも、少しずつ進んでいます。
今まで行った以下の3つの方法について、自分の備忘録も兼ねて、少し紹介してみます。
(1) peanut
(2) D-Starターミナルモード
(3) D-Starリピーター(中継局)の「山かけ」
(1) peanut
Android端末で行います。コールサインがあって、D-Starに登録されていれば、基本的に誰でも無料で楽しめます。
古いタブレットでも十分に動きますので、机の上に2台のタブレット+スマホを並べて動かしています。
今年になってpeanutサーバーはJapanサーバーとGlobalサーバーに分割されたようで、Japanサーバーはこの様な画面です。
Japanサーバーには、幾つかのルーム(右側のプルダウン)があり、CQCQCQ-Jをメインチャンネルの様に使い、このルームでCQを出して、他のルームに移るというのが、基本とのことです。
CQCQCQ-J以外のルームでも、結構CQを出している局がいます。
誰がどのルームに入っているのか、見ることが出来るサイトがありますので、そこで確認して、個人を直接呼び出すこともできます。
Globalサーバーはこんな感じ。
言語(地域?)毎にルームがあるようです。ENGLISHルームをしばらく聞いていましたが、イギリス、ドイツ、USA、スリランカ、ポルトガルなどの局が聞こえていました。
「外国のHAMと話をする」という目的だけならば、HFの無線機も、大きなアンテナも必要なく、非常に簡単に交信ができます。
驚きを超えて、違和感を感じますね。
(2) D-Starターミナルモード
簡単に言えば、無線機をPCやアンドロイド端末にUSBで繋いで、無線機のスピーカーやマイクを使って交信するという方法です。
UDPプロトコルの40000番ポートを使って交信するので、ルーターに外部からのアクセスを受け付ける(ポートを解放する、穴を開ける)必要があります。
これにかなり苦戦しました。 我が家は光電話なので、光回線のモデムからVoIPアダプタを兼ねたルーターRT-400KI(WiFi機能なし)に繋がり、それに普通のWiFiルーターWZR-1750DHP2(WiFi親機としてだけの機能)が繋がっています。 それをすっかり忘れていて、WZR-1750DHP2のポートを開けようとして、それだけで2時間ぐらい悩んだり、IPアドレスの固定をしたら繋がらなくなったり、UDPをTCPと間違ったり、繋がるまで1日かかりました。
今朝、やっとつながり、昔の仲間とQSO出来ました。
相手もターミナルモードだと全く電波を使わない交信です。 (1)のように何かを占有するということはありませんので、長話が出来ます。
今日は40分位話しました。
(3)D-Starリピーター(中継局)「山かけ」通信
出かけた時に、D-Starのハンディを持ち出し、開けた所で「堂平山リピーター」にアクセスしてみました。
家からだと繋がらないのですが、ローケーションの良い所だと繋がります。
今回は、CQではなく、直接コールサインを入力してアクセスし、無事に交信できました。
相手側は、(1)も(2)も(3)も同じ状況もありえるのですが、こちら側としては、それぞれ違う通信方法になります。
特に(3)は、自分の無線機から電波を出しての初めての交信ですので、これが本当の1st QSOと言えるのかもしれません。
「山かけ」とは1つのリピーターだけを使って繋がる通信で、自分側と相手側で2つのリピーターを使い、リピーター間をインターネットでつなげる「ゲート越え」と区別されます。
でも「山かけ」というネーミングは、いかがなものでしょうか。
さて、次はシンプレックス(リピーターを使わない、普通の通信です)と、CQとDXですね。
少しずつ広げていきたいと思います。
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