現在の車椅子の漕ぎ方を少し紹介してみます
頸髄損傷による症状は一人一人異なっており、その症状によって車椅子の扱い方も変わってきます
あくまで今の自分の漕ぎ方を基本に紹介します
専用グローブ
頸髄損傷の人は手指に麻痺があり、握力がない(少ない)ため、ハンドリムと呼ばれる車輪についた輪を両側から挟みつける形で駆動力を伝えます
また 手に汗をかかないのでかなり滑りやすく、摩擦力を上げるために専用のグローブを使用します
これは MSY製のグローブです
基本はセミオーダーで
形 色 締付方法 滑り止め材質
などを選択し、さらに今回はオプションとして
親指の太さと滑り止め材質の縫い方(クロスステッチ)を追加しました
グローブはもう一つ持っていて、こちらは入院していたリハビリ病院で OT の方に作っていただいたものです
市販のゴム手袋を切ってベルクロと布製の輪をつけたものですが、特に長袖の服を着た時には使いやすく、今でも愛用しています
漕ぎ方
漕ぎ方の基本は自転車のペダリングと同じで、できるだけ長く早くです
特にストロークを大きくすることが必要です
手のひらは写真の赤い部分を赤い矢印方向に使って漕いでいます
腕の力がついてくれば、上から押し付けるように 青い部分を使って 青い矢印方向に漕ぐのが良いのかもしれません
今の自分は、青い部分を使うと大きく早く漕げないので、未だに赤い部分を使っています
もっとトレーニングが必要です
#頸髄損傷
#四肢麻痺
#車椅子
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