直接視界
視界は、運転をするには非常に重要な性能です。まずは、直接視界。
前方視界
前方視界は、問題ありません。バンクベッド部は、上方視界を悪化させていますが、通常運転時の問題はありません。
ものすごく身長が高い人だと、信号が見えない場合があるかもしれませんが、ほぼ問題ない範囲です。
ちょうどフロントバイザーの代わりになって、冬のフロントガラス凍結防止に役立ちそうです。
間接視界
いわゆるバックミラーやサイドミラーによる視界です。
トラックの場合は、荷台などにより直接視界が限られますので、ミラーが無ければ全く運転できません。キャンピングカーも同じですね。
でも、今年だったか、保安基準が改正され、ミラーレスが認められるようになりましたので、今後はこの写真のように、大きなサイドミラーがなくなり、カメラで後方やサイドを確認するようになるのでしょうね。(Webからの引用です)
さて、コルドバンクスに話を戻しまして、
後方視界 (バックカメラ、ルームミラー)
後方視界は、バックカメラで確保されていますが、それだけだとやはり距離感が足りません。
ルームミラーは、後方2段ベッドの間に設けられた窓が結構考えられた位置で、かなりの情報を得られます。
総合的には、なんとか合格点。 欲を言えば、走行用のもう一つ画角の狭いバックカメラあれば最高です。
斜め後方視界
左斜め後方の視界の悪さは、皆さんが指摘しており、補助ミラーを追加している人も多いですね。
我が家の場合は、ほとんどのケースで助手席に誰かが座っていますので何とかなっていますが、やはり早めに対応したいと思っています。
それ以上に問題なのは、左右後端の確認です。
ミラーアームの長さ(キャブ幅段差)
トラックの場合、キャブ幅段差という規制があります。キャブと荷台の段差が大きいと、その段差部でひっかけたりする事故があり、それを規制するため、昭和55年に制定されました。
その内容は、キャブと荷台の段差を片側100mm以下にするというものです。
トヨエース、ダイナ (カムロードも) の場合、キャブ幅は1700mmですから荷台の最大幅は1900mmまでです。
ところがコルドバンクスは同じキャブなのに最大幅2000mmです。 段差150mm。
なぜキャンピングカーにキャブ幅段差規制が適用されないのか良く解りません。 誰か教えて下さい。
ミラーアームは共通(の様)なので、それでは短すぎるのです。それで、後端が見にくい。
あと50mm伸ばすべきです。 カムロードはキャンピングカー専用車ということですので、ミラーアームも専用にしてほしかった。
本当に危ない時には、助手席の人に降りて見てもらうか、最悪は、自分で降りて確認することもあります。
余談ですが、
キャブ幅段差問題をクリアし、狭い幅のキャブに広い荷台を載せようとして、CANTER EXのようなトラックが作られる訳です。
もちろん、ミラーアームは延長されます。
写真は、HPより引用させていただきました。 問題があれば連絡ください。
キャブ幅段差についてはあくまでもキャブオーバートラックの「荷台」についてなので、キャブオーバートラックを元に作るキャンピングカーの後方部位は荷台ではないので100mmを超えても大丈夫なのではないでしょうか?
返信削除あと、キャブ幅の定義は「フロントフェンダーを除く、運転台の水平面上への投影最大幅」ですので、写真のようにキャビンの側面を張り出すことにより、よりワイドな荷台を乗せることが可能かな?と思います。
コメントありがとうございます。そうですね。シェルの部分は荷台ではないという解釈しかないのでしょうね。
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