2023年8月20日日曜日

2023/08/20 【症状詳細】体幹機能 麻痺

 頚椎を損傷すると色々な麻痺が残ります

四肢の麻痺は一番厄介ですが体幹の麻痺も生活に大きな影響を与えます


麻痺がひどい場合は 端座位 長座位で座っていることさえできません



上体を支える力が弱く 前後左右に倒れてしまいます 

一度倒れてしまうと 自力では元に戻れません

そのような状態だと車椅子に乗っていても 衝撃で前に倒れてしまうので 上体をベルトで背もたれに固定する必要があります


自分も1年前まで 車に乗る時は 万が一に備えベルトで固定していました




怪我した直後は座るどころか 上体を動かすことすらできませんでした

最初の1ヶ月は 動くのは首だけでした

腰回りは硬いコルセットをつけているようで いつも 締め付け感が残っていました 

これはかなり辛い経験でした

この硬いコルセットの感じは今でも少しだけ残っています


現在、腹筋 背筋などは改善し、外力がなければ 座っていることができます

特に背筋 側はかなり改善しバックブリッジも可能です



しかし 腹筋 側はまだまだです

特に太ももを持ち上げる筋力が低下しており 歩くときに なかなか足が上がりません


呼吸にも 麻痺が影響しています

怪我した直後は呼吸も弱く 腹式呼吸のみでした

怪我の状態が酷い人は 気管切開が必要ですが それは避けられました

今では胸を広げる胸式呼吸が少しできるようになりました

しかし まだまだ呼吸する力は弱く 長く強く息を吐くことができないので 歌は歌えません


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