ネットで検索すると、多くのカムロード乗りの方がひじ掛けを自作されています。
長距離を運転する場合、ひじ掛けがあると楽ですからね。
別に真似をしようと思ったわけではないのですが、簡単に…と考えると同じような形になってしまいました。
まずは、段ボールでモックを作って、高さと前後位置、それから周りの部品との干渉を確認します。
段ボールの型紙をベースに、寸歩を決め、材料を切り出します。
今回は、丁番以外はすべて家にある材料を使いました。
両サイドは、5mmのシナべニアにしました。 25*21.5を2枚使用します。センターシート側には、ヒンジを避ける切込みを付けます。
両サイドの間隔は6cm。 これでサイドブレーキを挟みます。 外寸は7cmになります。
ひじ掛けの高さと、サイドブレーキの上死点に7cm位余裕がありましたので、小物入れにしました。
サイドブレーキレバーに当たらない位置(上から7cm)に、12mm厚のラワン材を6*21.5cmに切り出して、木工ボンドを塗布して木ねじ止め。 ここはしっかりとネジ止めたいので、合板ではなくラワン材を使いました。
上端も、断面が1/4円の木で、簡単に補強してあります。 補強というよりは、側面を止めるための木枠ですね。
ポケットとなる処の側面(前後)も7*7cmのシナベニヤを貼りました。
この段階で付けてみるとこんな感じです。干渉無く装着できています。
実際に肘を乗せる部分は、8mm厚の合板を30*9.5cmで切り出し、角を丸めています。
中には、不要になったジャージ素材の布をつめこみ その上から、表皮をタッカーで留めています。
ちょっと凸凹になってしまいましたが、固さはちょうどいい感じです。
土台部分の全周にも同じ布を貼りました。
この布に見覚えがありませんか? そうです、ミニフロントバッグ、サコッシュそれにサイクルキャップを作った布です。これでほぼなくなりました。
完成品を設置しました。
後ろから見ると、こんな感じです。
自分のシート位置は、かなり前なので、他の人が注意しているセンターシートのシートバックレバーには干渉していません。
実際に肘を乗せてみると、
ちょうど良い感じです。
サイドブレーキは、ちょっと引きにくいですが、問題はありません。
ひじ掛けの下のポケットには、サングラスなども入りますので、重宝しそうです。
段ボールでのモックから完成まで、半日*2、のべで丸一日かかりましたが、なかなかの出来で、満足です。
ひじ掛け、やはりあると便利です。特に長距離だとリラックスして運転出来ますね。ネットで検索するとコンソールボックスと言うのだそうです。手作りのコンソールボックスお見事です!
返信削除ありがとうございます。ひじ掛けの部分をもう少し綺麗に整形できると良かったのですが....
返信削除次回作(あるのか?)では、改善したいともいます。
ひじ掛け付きの車に20年近く乗っていますので、やはりひじ掛けが無いと疲れます。