最近は、ロードなどフロントキャリアの無い自転車に乗ることが多くなりました。
必要な荷物は、サドルバッグなどに収納していましたが、やはりフロントバッグが便利です。
円筒形のものを購入してみたのですが、今一つ使い勝手が良くありません。
そこで、自作してみることにしました。
最近は、バッグ類を自作する自転車仲間も多いので、その影響もあります。
自作に当たり、まず最初に決めなければならないのはサイズです。
必ず携帯するスマートフォンを基準にサイズを決めました。
rikoパパさんと同じように、カレンダーの紙でモックアップを作ってみます。
ちょっと大きいですね。 2cmほど高さを低くしてみましょう。
サイズが決まりました。
購入してきた生地を、型紙に合わせて裁断します。
生地は1m購入したのですが、大きすぎました。
この後、雨蓋の裏側のポケットを追加で切り出しましたが、それでも30cmで十分でした。
生地以外は、20mm幅の綿テープを4m、30mm幅の綿テープを50cm、D環を購入、それ以外は手持ちを流用しました。
裁断した布を、ミシン、手縫いを織り交ぜて、形にしていきます。
2日ほどかけて、ほぼ完成。
生地は、皮の模様がプリントしてあるものにしてみました。
思っていたより、腰が無くて、ペニャペニャです。
とりあえず、手元にあったプラダンで内ケースを作り、入れてみました。
幾つか、ポケットなど機能を付けましたので、紹介します。
雨蓋の内側にはポケットを付けました。
上面内側にはスマホを入れても良いかなと思ったのですが、寸法に余裕が無く、出し入れに時間がかかります。 この案は没。
スマホはサイドのポケットに入れることにしました。
ポタリングではカメラを持参せず、スマホのカメラで写真を撮ることが多いので、サイドポケットに入れたスマホは、簡単に出し入れができますので、便利になるでしょう。
雨蓋の2つのポケットには、とりあえず古くなったクリアファイルを切ったものを入れました。
少しは防水になるでしょう。
スマホは、上面に防水ケースに入れて取り付けることも考えていますが、スマホをナビとして使うとかなり熱くなり、大丈夫なのかと心配になります。
最近は、古いGPSを持ち出してきて、サイコン&ナビとして使うことが多くなっていますので、バッグの上面に30mmの綿テープを付けて保持できるようにしました。
実際に自転車に付けてみましょう。
下を向くのは想定内だったのですが、ガードに当たるのは想定外。
フレームが小さいと、こんな所にも気を使わないといけません。
昔作った簡易バッグサポーターを引っ張り出してきました。
一応、水平垂直に保持できるようにはなりますが、出来れば使いたくありません。
取り付けは、もう少し工夫が必要です。
今回は、初めてのバッグ作成ということもあり、出来るだけシンプルを目指しました。
一番大変だったのはパイピングでしょうか。
自作は、自分の使い方に合わせて、形や構造を工夫できるので気に入りました。
生地も余っていますので、他にも作ってみましょう。