2019年1月29日火曜日

アマチュア無線  1st QSO

昨日、VoIPによる1st QSO(と言えるのか?)を行いました。

今日は、さらに2つの異なる通信方法で交信しました。

戸惑いながらも、少しずつ進んでいます。


今まで行った以下の3つの方法について、自分の備忘録も兼ねて、少し紹介してみます。

(1) peanut

(2) D-Starターミナルモード

(3) D-Starリピーター(中継局)の「山かけ」




(1) peanut

Android端末で行います。コールサインがあって、D-Starに登録されていれば、基本的に誰でも無料で楽しめます。

古いタブレットでも十分に動きますので、机の上に2台のタブレット+スマホを並べて動かしています。

今年になってpeanutサーバーはJapanサーバーとGlobalサーバーに分割されたようで、Japanサーバーはこの様な画面です。



Japanサーバーには、幾つかのルーム(右側のプルダウン)があり、CQCQCQ-Jをメインチャンネルの様に使い、このルームでCQを出して、他のルームに移るというのが、基本とのことです。

CQCQCQ-J以外のルームでも、結構CQを出している局がいます。

誰がどのルームに入っているのか、見ることが出来るサイトがありますので、そこで確認して、個人を直接呼び出すこともできます。



Globalサーバーはこんな感じ。



言語(地域?)毎にルームがあるようです。ENGLISHルームをしばらく聞いていましたが、イギリス、ドイツ、USA、スリランカ、ポルトガルなどの局が聞こえていました。

「外国のHAMと話をする」という目的だけならば、HFの無線機も、大きなアンテナも必要なく、非常に簡単に交信ができます。

驚きを超えて、違和感を感じますね。

この方式では、一つのルームで1つのQSOしかできませんので、長話は出来ません。



(2) D-Starターミナルモード

簡単に言えば、無線機をPCやアンドロイド端末にUSBで繋いで、無線機のスピーカーやマイクを使って交信するという方法です。 

UDPプロトコルの40000番ポートを使って交信するので、ルーターに外部からのアクセスを受け付ける(ポートを解放する、穴を開ける)必要があります。

これにかなり苦戦しました。 我が家は光電話なので、光回線のモデムからVoIPアダプタを兼ねたルーターRT-400KI(WiFi機能なし)に繋がり、それに普通のWiFiルーターWZR-1750DHP2(WiFi親機としてだけの機能)が繋がっています。 それをすっかり忘れていて、WZR-1750DHP2のポートを開けようとして、それだけで2時間ぐらい悩んだり、IPアドレスの固定をしたら繋がらなくなったり、UDPをTCPと間違ったり、繋がるまで1日かかりました。

今朝、やっとつながり、昔の仲間とQSO出来ました。

相手もターミナルモードだと全く電波を使わない交信です。 (1)のように何かを占有するということはありませんので、長話が出来ます。

今日は40分位話しました。



(3)D-Starリピーター(中継局)「山かけ」通信

出かけた時に、D-Starのハンディを持ち出し、開けた所で「堂平山リピーター」にアクセスしてみました。

家からだと繋がらないのですが、ローケーションの良い所だと繋がります。

今回は、CQではなく、直接コールサインを入力してアクセスし、無事に交信できました。

相手側は、(1)も(2)も(3)も同じ状況もありえるのですが、こちら側としては、それぞれ違う通信方法になります。

特に(3)は、自分の無線機から電波を出しての初めての交信ですので、これが本当の1st QSOと言えるのかもしれません。

「山かけ」とは1つのリピーターだけを使って繋がる通信で、自分側と相手側で2つのリピーターを使い、リピーター間をインターネットでつなげる「ゲート越え」と区別されます。

でも「山かけ」というネーミングは、いかがなものでしょうか。




さて、次はシンプレックス(リピーターを使わない、普通の通信です)と、CQとDXですね。

少しずつ広げていきたいと思います。


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