2020年9月27日日曜日

9月27日 <自転車>SLTMクラシックロードの集い 分散開催

 今年のSLTMクラシックロードの集いは、コロナの影響で初の分散開催となりました。

近くで、少人数で、ということですね。


で、我々、といっても、自分とRHさんの2人は、埼玉北部を走ってきました。

当初計画していたコースはこんな感じです。

行田のさきたま古墳公園を起点に、利根川CRを走るというものです。

利根川を2回横断しますが、それには渡し船を使い、単調なCR走行に変化をつけようという狙いです。


8時 さきたま古墳公園を出発

9時20分 赤岩渡船

当初は、帰路に利用する計画でしたが、昼食を聖天様の稲荷寿司にすることにしましたので、時間の関係で往路に対岸に渡ることにしました。


左岸の利根川CRは草が伸び放題。 もっとも、さきたま古墳公園から古代蓮の里のサイクリングロードは草が両側から迫っており通るのがやっとという所もありました。


11時20分 本日の最終目的地、島村渡船に着きました。

がーーーん、運休です。

このコロナ禍ですので、運休の可能性もあると思っていたのですが、HPには何も表示されていなかったので少し楽観視してました。残念。

仕方がないので、今来た道を引き返し、上武大橋を渡って右岸へ渡り、利根大堰方面に戻ります。


12時10分 妻沼まで戻ってきました。ここで、お馴染みになった小林寿司店の稲荷寿司で昼食。


ここに来て、天気が回復し日が差してきました。今朝まで雨の心配をしていたのに、なんとも素晴らしい。

やっぱり、自分は晴れ男??


帰路、荻野吟子生誕の地に立ち寄ったりしながら、


14時 さきたま古墳公園に到着。

お疲れさまでした。

メインの2つの渡し船のうち、一つが運休だったのは大変残念でしたが、天候にも恵まれ、良いサイクリングでした。

走行95km













































2020年9月25日金曜日

9月22日 <車旅>信州・上州車旅3日目 中之条ガーデンズ

道の駅あがつま峡で静かな朝を迎えました。

さて、道路はものすごい混雑が予想されますので、早めに帰ることにしましょう。


といっても、真っ直ぐ帰るのはちょっと寂しいので、中之条ガーデンズ に立ち寄ってみることにしました。


中之条ガーデンズ紹介<引用>

「中之条ガーデンズ」は、みなさまの憩いの場として、12万平方メートルの敷地内に数百種類の植物が季節を彩ります。散策の途中でベンチに腰かけ、ゆったりとした時をお過ごしいただけます。園内には、陶芸や草木染めの体験施設、レストラン、売店、花屋、茶屋があります。入園無料です。みなさまでお気軽にご来園ください。



入り口


全景



なかなかの施設です。ここが無料とは驚きです。花の季節には有料になるのでしょうね、きっと。

北海道の大雪森のガーデン上野ファームを思い出してしまいました。

ちょっと大げさかな。


昼過ぎに帰着。 早めの移動だったので渋滞知らず。

新鮮なブドウやリンゴも入手できたし、良い旅でした。

9月21日 <車旅>信州・上州車旅2日目 池之平湿原をトレッキング

雷電くるみの里の朝は曇りです。

車は大分少なくなりましたが、この道の駅としては今までにない混雑でした。

道の駅の農産物直売所は8時半にOpenしますが、開店と同時にすごい混雑。

レジの列がぐるっと一周、店の外にも並びました。


で、またまた採りたてのブドウを手に入れることが出来ました。


今日は、昨日あまり運動をしなかったので、池の平湿原を歩くことにしました。

ここは3度目の訪問です。

日差しも戻り、歩くにはちょうど良い気温です。

色々な秋の花が咲いています。 これは代表的なマツムシソウです。

その後、池之平ビジターセンターに立ち寄り、アンケートで半額になったコーヒーで休息。


その後は、嬬恋のキャベツ畑を見ながら、145号線を中之条方面に向かいます。

途中、昨年の台風19号の影響か、復旧工事による通行止めで迂回などありましたが、渋滞もなく道の駅八ッ場ふるさと館に到着。

ここも満車です。新鮮な農産物が手に入る道の駅なのですが、さすがに残っていませんでした。


諦めて、道の駅あがつま狭に向かいます。ここもほぼ満車でした。一番奥に空きスペースを見つけ、やっと駐車することができました。

この道の駅には源泉かけ流しの温泉「天狗の湯」があります。

ゆったりと温泉につかり、のんびりと過ごしました。


夜には、大分車が減りました。

温泉がある割には、比較的空いていて静かな道の駅なのでお気に入りの場所です。






9月20日 <車旅>信州・上州車旅1日目 ブドウとリンゴの買出し

秋のシルバーウイークです。

混雑が予想されますが、良い季節なので車旅に出かけてみました。

もちろん、マスクとアルコール消毒薬を積み込んで・・・



朝、ゆっくり朝食をとり、準備をして出発。

まずは、天気が良さそうな、信州方面を目指します。

渋滞を避け吉井ICまでは下道、吉井ICから小諸ICまではE18に乗り、やってきたのはお馴染みの道の駅雷電くるみの里です。

これは21日の朝の写真ですが、20日はほぼ満車の状態でした。

途中で、いくつかのキャンプ場に電話をしてみたのですが、予約で一杯。

今年のシルバーウィークは、想像以上の混雑です。


道の駅では、早速、ブドウを物色。

ここは隠れたブドウの名産地(ぜんぜん隠れていない?)なのです。

この時間でも、採れたてのブドウが運び込まれてきます。 


ここで、早めの夕食というか、重いおやつというか・・

横川SAで並んで購入した、おぎの屋の釜めしをいただきました。

久しぶりです。


その後、一旦、車で小諸方面に戻り、お気に入りのスーパーツルヤで買い出し。

その後、道の駅みまきへ行き、源泉かけ流しの温泉で運転の疲れを癒します。

ここの温泉はJAF割引で、タオルとバスタオルがサービスされます。

そのまま、ここで仮眠しても良かったのですが、ここの道の駅はトイレが充実していないので、もう一度雷電くるみの里に戻ることにしました。



東信州のこの季節、ブドウだけでなく、リンゴも出始めています。

シナノドルチェとシナノピッコロ。

シナノピッコロは初めて食べましたが、紅玉を少し上品にしたような味でした。












2020年9月17日木曜日

9月17日 <3D CAD>フレームの捩り剛性比較 Diamond, Mixte, Sport, Staggered

 先日、フレームの横剛性比較縦剛性比較を行いましたが、やはりペダルからの入力によるフレームの捩り剛性を比較する必要があると思われましたので、モデルを作成し、計算してみました。


作成したBB、クランク、ペダルのモデルです。

BB、クランク、ペダル共に一体でΦ20の鋼製です。(笑) 

一応ベアリング相当のリングを付け、フレームに回転ジョイントしています。



荷重条件

片方のペダルを下死点にして、全体重(600N)をかけた状態にしました。




結果


Diamond


Mixte


Sport


Staggered





結果まとめ

BBの変位よりも、Pedal先端の変位が、一般のフレーム剛性のイメージに近いのかもしれません。


つまり、ペダルの片方に全体重をかけた時のBBの傾き、これがフレームの捩り剛性を代表する数値なのかもしれません。



ちなみに、正面から見ると、この様な変形状況です。


2020年9月15日火曜日

9月15日 <3D CAD>フレームの縦剛性比較 Diamond, Mixte, Sport, Staggered

亡くなられたヒロセさんのYoutubeに影響され、先日の記事でMixteとDiamondフレームの横剛性を比較してみましたが、両者間にあまり差がなく、「横剛性より縦剛性の方が差が出るのではないか?」とか、Youtubeで言われている「MixteとSportの差」が気になりましたので、今回モデルを作成し、比較してみました。

ついでに、MixteやSportの原点ともいえるStaggeredも検討してみました。

なかなか面白い結果になりました。


モデル

Sport

今回作成したSportです。トップチューブはΦ25.4、t=1、セントラルステイはΦ12、t=1にしてみました。

Sportって何?という方は、ヒロセさんのYoutubeを見てください。



Staggared

これも今回作成したStaggaredです。Sportのセントラルステイを外しただけです。

ヒロセさんのYoutubeでは"Anglais"でした。



解析条件

<拘束条件>
前後ハブを、X&Z方向に拘束
BBを、Y方向に拘束

<荷重>
BBの-Z方向に600N




結果

Diamond




Mixte




Sport






Staggered






結果まとめ

Frame Type BB 変位 Seat-Tube Top
Diamond 0.2383 1 0.2973 1
Mixte 0.2635 10.6% 0.3525 18.6%
Sport 0.2583 8.4% 0.3479 17.0%
Staggered 0.9432 295.8% 1.375 362.5%
DiamondとMixte、Sportの差は、思ったより小さいという感じです。

Staggeredは異常です。初めは、拘束か荷重を間違えたのではないかと思ってしまいました。

変形の状況を見ると、とにかく、フロントフォークが片持ち梁なので変形が大きく、上の3種は、その反力をうまく後軸に伝えているのに対し、Staggeredは、シートチューブが3点曲げ状態になり、物凄い変形になっています。

Staggeredの応力を見てみると、トップチューブとの接合部に降伏安全率4.7という応力が発生しています。


体重61.2kgの人が、ペダルに立ち上がった状態(1g)でこれですから、凸凹道を走ったりすれば、2g、3gは発生すると思いますので、Youtubeで言われていた「男子高校生が通学に使ったフレームの亀裂」というのが頷けます。




まとめると、ヒロセさんが言っていたほど、Mixteは弱くないという感じです。あくまでも、この計算条件では。

違う条件を見つける必要があります。そうはいっても、実際の使用から外れた条件で計算しても意味がありません。例えば、ヘッドチューブを固定して、BBに横方向の荷重を掛けるとか。

今度は、クランクとペダルを作って、BBに捩じりを加えてみますかね。

それにしても、Staggeredの変形はすごいですね。 実際のフレームはシートチューブを補強してあるのだと思います。




p.s.

Staggeredというのは、トップチューブとシートステイがジグザグ(Z型)なので、そう呼ばれているようです。初めて知りました。

<引用>
staggered 【形】 驚いた、がくぜんとした 交互の、互い違いの、ジグザグ状の


ちなみに、Mixteは、男女兼用という意味だそうです。

2020年9月10日木曜日

9月10日 <自転車> シュウカイドウの見頃です

今日の午前中は曇りでちょっとだけ涼しくなりました。

ということで、少し走ってきました。

まー、最近走っていませんし、無理をしないようにと自分に言い聞かせます。(笑)



小川町にやってきました。

カタクリとニリンソウの里の橋が流されています。



先日の雷雨の増水(ゲリラ豪雨)で流されたようですね。

この橋は、片側だけ縛ってあり、増水時は片側が流されて水の勢いを受け流す構造です。



走りなれた道を進んで、今日の目的地にやってきました。

二十二夜塔のシュウカイドウです。



今が見頃。



ここまではあまり登りはありません。ちょっと物足りないので、少し先に行ってみました。


館川ダムに到着。



今日は、自重してここで引き返します。


12時近くになると、雲が切れ、日が出てきました。 暑い! 

熱中症にならないよう、水分を補給しながら13時過ぎに帰宅。

走行距離80km。 




p.s.

どうでもよいことなのですが、小川町のマンホールの蓋が気になりました。

WEB検索してみると、この鳥は市の鳥メジロとのことですが、どう見てもガビチョウです。



ガビチョウは中国からの外来種。

デザイナーのミスだな、きっと。

2020年9月9日水曜日

9月9日 <3D CAD> フレームの横剛性って何? ダイヤモンドvsミキスト

まだまだ暑い日が続いています。 なかなか本格的に走る気がしなくて、体力の衰えが心配な今日この頃です。

さて、先日、rikoパパさんのブログの記事から亡くなられたヒロセさんのYoutubeをみていて、ヒロセさんの言われている「6本バックのミキストの横剛性が低い」ということが気になり、「本当なの?」「どの位低いの?」などと考えていました。



で、久しぶりに3DCADで解析してみることにしました。

2ヶ月近く離れていると、だいぶ忘れてしまうものですね。脳の老化を実感します。



まずは、モデル化


以前解析を行ったダイヤモンドフレームのトップチューブを削除し、ヘッドチューブからリヤエンドまでを、Φ12xt1の2本のパイプで繋ぎます。

そのパイプとシートチューブも、パイプで連結します。



モデルが出来たら解析なのですが、「フレームの横剛性って何?」という疑問が出てきます。

つまり、どこをどのように拘束し、どこにどの方向の荷重を掛けるかという、解析には必要な前提条件です。

とりあえず、以下の条件で計算してみました。

<拘束条件> Xは左右、Yは前後、Zは上下
・前後のハブのX,Z
・BBのY

<荷重>
・BBのX方向に600N

簡単に言うと、自転車を横にして、ハブを固定(前後以外)し、BBに61.2kgの体重の人が乗った状態です。




6本バックのミキスト





同じ条件のダイヤモンド



















<結果>


BBのX方向変位 mm
ミキスト 1.139
ダイヤモンド 1.189


残念ながら、ダイヤモンドの方が変位が大きいですね。

横剛性という定義が違うのでしょうね。 


ミキストは見た目、明らかに縦剛性が低いです。

縦剛性、つまりBBに垂直の荷重を掛けた場合のフレームの変形です。

皆さんの言う感覚的な横剛性は、計算上の縦剛性で代表できるのかも????



横剛性と同時に、「フレームの捩じれ」ってよく使いますが、これはもっと難しそうですね。

捩じれは横剛性と同じ?

実際に乗っている時には、どのような条件で、一番捩じれを感じるのか? ダンシング? 



"MIXTE"と"SPORT"の違いも気になるし、もうちょっと遊んでみましょう。




p.s.

今回もメッシュ分割中にエラーが出ました。試行錯誤し、結果、メッシュを標準より細かくして無事に分割が出来ました。