2019年12月26日木曜日

針金トークリップを自作してみた

数年前、ランドナーにも使えるかなとシマノMT-22というシューズを購入しました。

しかし、靴底が厚くて、普通のトークリップには入りません。



昔のように、手で変形させようかと思ったのですが、最近のトークリップを変形させるのはなかなか難しい。


三ヶ島にはケージクリップというのがありますが、それにヒントを得て自作を考えました。



溶接しないで、曲げただけなら、自分にも作れそう・・・



まずは、細い針金で試作してみます。



いい感じです。




いよいよ本番、直径2mmのステンレス線を加工します。

三ヶ島のHPでは、トークリップの原寸図が公開されていますので、プリントアウトして参考にします。



ストラップを通す部分に苦労しましたが、それ以外はあっさりと完成。(歓声!!)





今回は1mのステンレス線を使いましたが、もう少し長いほうが、良かったようです。

長さ的にギリギリでした。

それから、線径2mmは、ペンチで加工するギリギリのサイズですね。

ストラップ部をアルミ板で作って2ピース構造にすれば、3mmでもいけるかも。



形状的には、微調整が必要ですが、何とか使えそうな感じです。

でも、踏んづけたら、変形して足が入らなくなるでしょうね。

実践投入で、様子を見たいと思います。

ダメなら、ケージクリップを購入します。 図面で確認する範囲では、何とかMT-22が入りそうです。

2019年12月23日月曜日

リオター65のペダルキャップを自作してみた

今年の1月のSLTMでリオター65のペダルキャップを紛失してしまいました。





青レンガさんから、部品を売っているお店を紹介していただいたのですが、その価格がちょっと・・・・。


自分のリオター65が完璧な状態で、長く使えるのあれば、少々高くても購入するのですが、このリオター65には亀裂があり、いつまで使えるのか疑問です。



ベアリングの外碗を圧入した時の残留応力が大きかったのでしょうね。




ペダルキャップは外力を受ける訳ではなく、ダストの侵入を防止すれば良いので、とりあえず、安価な方法を検討してみます。


100均でこんな物を見つけました。





被せてみると、シャフトとナットに当たりますが、大きさ的にはキャップのような感じになります。



まずは、中央をたたいてシャフトの逃げを作ってみます。



5つほど作って、良さそうな物を選択します。


ペダルに合わせてみるとジャストフィット。



まー、あまりスマートではありませんが、機能的には問題ないでしょう。

問題は固定方法です。 勘合代が1mmほどしかありません。

とりあえず、接着剤で接着してみることにしました。

勘合代が少ないので、グリースアップの時には簡単に外せると思います。

さて、どうなりますか。

2019年12月13日金曜日

CINELLIのメンテ(1)

先日、我が家にやってきたCINELLIのSuper Corsaですが、昨日、今日と、いくつかのメンテを行いました。




シートポスト部

フレームのサイズが大きいので、かなりシートポストを深く入れなければなりません。

出し入れがかなり固いので、銀輪庵さんの所でリーマーを通してもらいました。



銀輪庵さんの所のリーマーはアジャスタブルで、細かく径を調整できます。 便利ですね。 まー、個人で持っていても使う機会は、あっても数回でしょうけど。


クランクのペダルネジ部

今回購入したCINELLIは、ペダルレスでした。

カンパのペダルは持っていませんので、当面は手持ちペダルを使おうと思います。

手持ちの三ヶ島ユニークロードを装着しようとすると、半分くらいねじ込んだ所で止まってしまいました。

他の4つのペダルで試してみると、2つは問題なく最後までねじ込めましたが、他の2つは途中まで。

聞いた話では、イタリア規格は、サイズ、ピッチは同じなのに、プロファイルが少しだけ違うようです。

で、銀輪庵さんの所で、タップを通してもらいました。

昔、自分でフレンチネジをBSCにしようとして、ものすごく苦労して、諦めた記憶があるので、良い工具を持っている方にお願いしました。



無事にユニークロードが装着できました。




エンド調整ネジ

我が家にやってきた時、左のエンドの調整ネジが曲がって、キャップ(?)が取れていました。



曲がったネジを切断し、購入した新しい調整ネジと交換。



エンドはCOLUMBUSです。 あまり見ないような・・・


BBのグリースアップ

ネジ切りのためにクランクを外しましたので、ついでにBBのグリースアップしました。

ベルハンマーチューンです。

やり始めると一気にやってしまうので、途中の写真はありませんが、グリースアップの必要が無いほど、綺麗な状態でした。



BBの様子から類推すると、ヘッド部はそのままでも大丈夫かなと思います。


インナーワイヤー処理

ブレーキワイヤー(スーパーレコード純正?だそうです)、シフトワイヤー共に、かなり余裕を残して切ってありましたので、はんだ処理をして適正長さにカットしました。








メンテを始めると、色々な不具合が出てきました。


インナーギヤとチェーンステー干渉

右のクランクを締め込んで、回してみると、重い。 何かおかしい。



何と、インナーギヤとチェーンステーが干渉しています。


BBシャフトの方向を間違ったのかと思いましたが、確かに右のほうが飛び出しが大きく、間違いありません。

Super Corsaのチェーンステーは潰しがなく、元々ギリギリの設計のようです。

ちょっと長いBBシャフトがあれば良いのですが、手元にあるはずもなく、どうしようか・・と悩みました。

BBの右ワンにスペーサーを入れるという方法もあります。スペーサーは家のどこかにあったような気がしますが、どこにあるのか? 

ふっと、昔、トラ車でチェーンラインを調整するときに、BBシャフトのテーパー部にステンレスのシートを貼ったことを思い出しました。

0.15mmのシート(テープ)をカットし、まずはテーパー部の4面に貼ってみましたが、太すぎてうまく組み込めず、結局、1つの角の両側の2面だけに貼って組み込むと、バッチリ、隙間が取れました。

4面でなく、片側2面だけに0.15mmのテープを貼りましたので、0.15/√2≒0.1mm左右のクランクで芯がズレたことになりますが、まー気が付きませんね。


RDのプーリー割れ

RDのプーリーに亀裂を発見しました。 とりあえず動いていますが、部品を手に入れないと・・・




フリーの取り外し用爪の破損

ガーーン、発見してしまいました。 フリーはサンツアーですが、4つの爪のうち、2つが欠けています。



4本爪のフリー外しではなく、2本爪のフリー外しを使ったのでしょうね。

大変だーー。

当面は、見なかったことにしておきます。



あとは、ハブのグリースアップかな。

2019年12月12日木曜日

12月12日 秋の名残ポタ

良い天気になりました。

暖かくて、日差しが眩しいくらい。

今日は良い写真が撮れそう・・・

ということで、TOEIランドナーを引っ張り出して、初冬の景色を切り取りに出かけました。


ここからは、写真が続きます。
























初冬というよりも秋という写真もありますね。


KLEINのハンドルバー交換

以前、オフロードを走る場合、シングルトラックはトラ車改のGIANT、ダブルトラックはKLEIN Attitudeと2台のMTBを使い分けていました。

トライアル仕様だった頃のGIANT(ブレーキはマグラHS33、リヤタイヤはエルガト、シフトレバーはサドル下に装着したサンプレのデルリン)


ダブルトラック仕様のKLEIN


GIANTには、バランスが取り易い640mm幅のハンドルバーを、KLEINには、ある程度の距離を楽に走れるように、幅500mmに切り詰めたバーにバーエンドバーを装着していました。


数年前、シングルトラックというかオフロード全般を走ることが少なくなったため、GIANTは手放し、MTBはKLEINだけに絞っています。



そのKLEINですが、最近、バーエンドバーを外したこともあり、500mm幅のハンドルバーが窮屈に感じてきました。



で、もう少し長いバーに交換してみました。



今回のバーは、RITCHEYのCARBON WCS。 580mm幅です。

バー、ステム、グリップを交換し、合計445g→380g、長くなったのに65gの軽量化になりました。

ほぼ真っ直ぐな形状なので、少し外側が下がったような感じがします。まー、慣れでしょうね。

2019年12月9日月曜日

CINELLI Super Corsa がやつてきた

我家にCINELLI Super Corsaがやってきました。

以前からフルカンパのイタ車(痛車ではありませんよ)が欲しいと思っていたのですが、縁あって、名門CINELLIのSuper Corsaを手に入れることが出来ました。



とは言っても、根強い人気の70年代のバッジ付ではなく、85年のCマークです。



コンポは、スーパーレコードで、7速仕様です。

ギリギリで「クラシックロードの集い」のレギュレーションを満足しています。


LOOK KG56を手放しましたので、その代替です。 というか、何かを減らさないと、増やせません。いろいろな意味で。

サイズがちょっと大きいのですが、何とか乗れるでしょう。

完璧なコンディションではありませんので、少しずつメンテしていく予定です。