2019年11月9日土曜日

キャンピングカーのタイヤ空気圧に注意

先日、冷え込んだ朝にキャンピングカーを動かそうとしたら、アラーム音が「ピーピー」。

何かと思ったらタイヤのエア圧警報でした。

エア圧の最低設定を5.5BARにしていましたが、左後が5.4BARまで下がっていました。

気温が下がっていますので、そのためですね。



気温が30℃で6.0BARまで入れたタイヤが、気温5℃になった場合、エア圧がいくつまで下がるのか、少し、理論的な検証をしてみましょう。

昔、学習したボイルシャルルの法則を思い出し、


今回は、V1とV2の差は僅かであるとして無視して

P2=P1*T2/T1=6.0*(273+5)/(273+30)=5.50

5.5BARまで下がるんですね。

カムロードの標準タイヤの場合、このエア圧の低下によって許容荷重は950kgから910kgに低下します。
空気圧(kPa)350375400425450475500525550575600
195/70R15 106/104 L LT710740770800825850870890910930950

これが4輪ですから、積載量160kg減、大きな差です。 



冬から夏にかけては、それほどエアを補充しなくても大丈夫でしたが、夏から冬は要注意です。

タイヤがシビアなキャンピングカーです。

この季節、寒い地方に出かける方は、少し多めに入れておいた方が安心ですね。

安全第一です。



これは、エアを補充し、かなりの距離を走行した後のTPMS (Tire Pressure Monitoring System) の画面です。


TPMSを導入してから、タイヤのエア圧が常時監視できるので、今まで以上にタイヤに対する意識が高まりました。

我が家のコルドバンクスは、195/75R15 109/107L ですので、6.0BAR入れておけば、耐荷重は1030kg、少し余裕があります。

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